草野球ブログ 〜千葉・東京のどこかの河川敷にいます〜

日常のあらゆる出来事を野球に絡めながら綴る。たまに別の話題も

阿部慎之助の2000本安打は、今後出てこないくらいの偉業だと思う。

「巨人の歴代4番打者」リストに見る、阿部慎之助2000安打の凄さ|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

 

ジャイアンツの阿部慎之助選手が2000本安打を達成した。

過去にも2000本安打を達成した選手はいるが、

 

 

 

この2000本安打の達成は本当に凄いこと。

 

 

 

なぜ、凄いのか解説していきます。

 

 

 

【キャッチャー】としての2000本安打

主にキャッチャーとして2000本安打達成
野村克也(南海・ロッテ・西武) 2901安打
谷繁元信(大洋・横浜・中日) 2108安打
古田敦也(ヤクルト) 2097安打

 

阿部選手以外の捕手の2000本安打達成者です。

(最近はファーストを守る機会が多いけれども)

 

阿部選手を含めて4人しかいません。

野球をやっているとわかると思いますが、キャッチャーはかなり重労働です。

主に

  1. ピッチャーのボールを捕る。
  2. 配球を考える。
  3. 得点を与えないようにランナーを警戒する。
  4. 盗塁を仕掛けたランナーをアウトにする。
  5. 守備陣に指示を出す。
  6. ボールを逸らさないように止める。
  7. 内野のカバーリングをする。

 

…とざっと挙げてもこれくらいの仕事があります。

本当はまだ多くの仕事があるけれども。

草野球でやったことある人ならわかるはず。

 

 

かなりきつい。本当にきつい。

(夏にキャッチャーをやると僕は、1試合で3kg体重が落ちます。)

 

 

このキャッチャーの大変さは、野球好きな人でも、本当にわかってる人はあまり

いないのではないかと思います。声を大にして言いたい。

 

ただ座ってるだけじゃないんだよ!

チームが勝てるように、常に頭の中をぐるぐる働かせながら、

時には暴投したピッチャーのボールを体で止めたり、

ファーストのカバーリングに行くため、本塁から一塁まで

人が観てないところでダッシュしたりしてるんだよ!!

 

 

ふぅー。

 

試合に負ければ捕手のせい。

と言われてしまうぐらい、チームの勝敗を左右するポジション。

 

超重労働。

超重要ポジション。

 

 

だから、守備力が重視されます。

そんなキャッチャーの中でも阿部選手は2000本という

バッターとしての大記録を達成しました。いや凄い。

 

【巨人軍4番打者】としての2000本安打

 

チームの勝敗を左右するキャッチャーにつきながら、

阿部選手は

 

 

巨人軍

 

という日本の球団史上最も歴史あるチームの4番を務めています。

常に勝ちを求められるチームの4番。

人気があり、それと同時に打たなければというプレッシャーが常につきまとうチームの4番。

 

 

 

4番打者とは、攻撃の中心。

4番が打てば勝つし、打たなければ負ける。

 とまで言われる打順。

 

 

巨人軍に至っては、第〇〇代4番打者というように

他球団と異なって4番打者を格式高くしています。

その分、他球団のエース級の投手から狙われる存在とも言えますが、

 それでもこれだけの数をヒットしてきたのは、本当に凄い。

 

 

 

【感想】

阿部慎之助選手の2000本達成は本当に凄い記録だと何度でも言います。

 

 

 【キャッチャー】で【巨人】で【4番打者】。

 いわゆる【レア人材】です。

 

 

キャッチャーという重労働ポジションで、

巨人という常に勝ちを求められる人気球団の中で、

4番打者として、各球団のエースから常に狙われる立場で、

これだけの成績を残す。

 

 元リクルート藤原和博さんのレアな人材になるという考えからすると、

阿部慎之助はとんでもないレア人材ということになります。

 

 

巨人に入団できるやつがどれくらいいるのだろうか。

 

そこでキャッチャーとして長年活躍できる人はどれくらいいるのだろうか。

 

そこで、今も4番を打ち続ける選手はどれだけいるのだろうか。

 

そして、2000本もヒットを打てる選手がどれだけいたのか。

 

 

もう、今後こういう選手は出てこないんじゃないのかと思います。

 

 

おめでとう阿部慎之助選手。