数字にしてみる大切さ
活動自粛期間中に読んでいた本でいいのがありまして。
とても良かったんで、何度も読み直しています。
特に、仙台育英高校の須江監督の指導方法が面白い。
甲子園で勝つために、面白い野球をする必要があると定義。
そこから、日本一になるための計画をしっかりと立てていく。
さらに、レギュラーになるために打球速度の目標値も設定。
オフシーズンは出力を上げる時期として、とにかくその目標値をクリアするために
筋力を上げたり、ガンガン打ち込んだりしているということ。
この目標値の設定というのは、あまりやっている所は少ないんじゃないかと思います。
ただ、目標値をしっかりと定められると、努力するべき方向性がハッキリと定まるので、
選手個人としてはわかりやすい。
以前読んだ、スピンレート革命にも同じようなことが書かれていました。
慶應大学野球部の投手陣たちの平均球速がかなり速くなってきています。
ラプソートという機械を使って、球速と回転数が測定しているそうです。
球速と回転数を向上させるために練習やトレーニングを積んで、少しずつ150kmが投げられる投手が
増えてきたそうです。
ハッキリと目標となる数値が見えてきたからこそ、
努力の方向性が定まって、成長できる環境が整ったのではないでしょうか。
意外と野球の世界では数値にして落とし込むという文化がなかったように思われます。
この数値にすることで、努力の方向性がかなり明確になり、無駄なく選手が成長できるようになる。
これは、どの分野にも生かされる発想なんだと思います。
一草野球人ながら、私ももう少し上手になりたいので、計測機器を購入しました。
こちらを使いながら、
まずはスイングスピードを計測してスイングスピードを上げていきたいと思っています。
こちらの使ってみてのレビューもいずれ書いていこうかと…