トリプルエクステンションとコーチング
バッティングのときに、
よく軸足回せ とか
腰を回せ とか
指導されてやってきたけど、
軸足を回すと、上半身が開くことにつながる。
この指導の際の言葉は
精選して使いたい。
投擲系スポーツの動画や、技術本を読んでみても、腰を回したり、下を回したりしていない。前脚の伸展に注目してもらいたい。
— わたなべ#10 (@watakenken) 2020年3月14日
…ってな風に、細かいところだけど、知ってるか知らないかで全然違う。(マジで)
知識を増やす→動作として確かめる→技術として蓄積していく…
スポーツの楽しさよ。 https://t.co/jTaPoJhO0W
投げ方について意識しているこの動作。トリプルエクステンションについて。 https://t.co/Xz5nuWLmhI
— わたなべ#10 (@watakenken) 2020年3月15日
いわゆる下半身から上半身へ
連動する動作のためには、
軸足を回すという発想より、
足首の関節、膝の関節、股関節の3つの
関節の伸展を使った方が上半身に
伝わりやすい。
トリプルエクステンションと言うらしいです。
意外とどのスポーツにおいても、
このトリプルエクステンションを使っている
瞬間があります。
わかりやすくいうと陸上の加速を維持する時のフォームにはめちゃくちゃこのトリプルエクステンションが発揮されていますが、
バッティングにおいても、踏み出した足が
いいバッターほど、
進展を起こし、床からの反力をもらって、
上半身が開かないようにストライクゾーンでの
スイングを手助けしている。
見た目と実際の動作は異なっている…。
指導者側から腰を回しているように見えていても、
実際のメカニズムは違っているんです。
先に述べた言葉の精選というのは、
こういう部分に現れます。
人は、動作の局面的な場面でからしか、
抜き取ることができず、
なぜその動作を行うようになったのか、
動作の文脈的な側面まで読み取らないいと
いけない。
端的に言うと、コーチングとしてのあるべき姿は、
どんなバッターになりたいの?
なぜ、その動作を取り入れているの?
どうしたいの?
みたいな、その人の在り方に注目して、
行っていくべきなんだと思います。
たかが、下半身の使い方一つでしたが、
かなり思うところがある内容でした。