意識しないことを意識する。
目に見えてヤバい能力があるのがうらやましい。(当然)
少年野球とか育成世代ならば、
この目に見えてヤバい能力を身につけることを
主眼に、スケール大きく育てていきたい。
ただ、その能力が直接、
試合に勝つことと結びついているかは
別問題。
試合に勝つために必要なスキルというのは、
意外と目に見えていないところにある。
それが
意外とこういう捕手のフレーミングという
技術だったりする。
キャッチングの言語化。
— わたなべ#10 (@watakenken) 2020年4月25日
速い球、遠くに打つことのできるバッティング、足の速さ、肩の強さ…目に見てすごい選手でもいいが、試合を左右する技術ってのは、こういう目立たないところにあって、試合中にそのヤバさに気づく。 https://t.co/TknrygWrBw
地味ながら、
上手い捕手は1試合で13球程度は
ボール球をストライクに変えると聞いたことがある。(正確ではない)
たった13球と思うかもしれないが、
アマチュア野球においては、
ストライクを入れることに苦心する投手も
多くいる。
捕手のフレーミングが上手ということに、
投手の安心感というメンタル的な支えになる。
その結果、試合を壊すことなく
投げ込める投手になっていく可能性も生まれてくる。
あとは、これ。
二刀流ローレンゼン…
— わたなべ#10 (@watakenken) 2020年4月25日
身体のデカさと柔軟性たるや…。
やはりただデカくなるだけじゃダメ。デカくした身体は使いこなすためにあるという例。 https://t.co/kCFSwrYtWI
二刀流選手のマイケルローレンゼン。
大谷も成し得なかった大記録誕生! 二刀流ローレンゼンが「本塁打&守備出場&勝利投手」を達成 | THE DIGEST
去年、リリーフ&ホームラン&守備につく&勝利投手という大谷翔平もまだ成し遂げていない記録を打ち立てた選手。
身体のデカさが目につくが、
動画の中でさりげなく行っている柔軟性。
これを見て欲しい。
よく、スポーツニュースや選手を取材したドキュメンタリーでは、
激しく走り込みをしている様子や
激しく筋トレをしている様子を紹介する。
しかし、走り込みや筋トレはあくまで身体に負荷をかけてデカくしたり、心肺機能や高めるためのもの。
デカくした身体の出力を発揮するためには、
身体を上手に操作する必要がある。
何が必要になってくるかというと柔軟性。
この柔軟性を維持するためのトレーニングを
行っている様子が映し出されるが、
この辺はあまり注目されないのではないか。
試合の中で、技術を発揮する際、
柔軟性はかなり重要な要素を占めるはずなのに。
こうして、見てみると、
地味なトレーニングや技術が試合の勝ち負けに
直結していることがあるのではないか。
ただ闇雲に筋トレもいいし、
闇雲に走り込みもいいし、
闇雲にノックを受けるでもいい。
ただ、こういう時間があるときに、
普段意識しないところを意識してトレーニングの計画を見直すのも必要なことでは
ないだろうか。